1.会社をつくる

 ・起業家の適性の見極め方・・・組織の中で自分よりも優秀な奴は半分も居ないと思ったら
  起業家の特性は十分ある。
 ・守らなければならない原則中の原則はただ1つ。家賃や光熱費などの細かい費用も含め
  人件費を中心としたランニングコストは最低限、3ヶ月分は常に用意しておかなければ
  ならない。安全を考えられば、6ヶ月分を用意しておくのが一般的
 ・創業メンバーは、自分の周囲にいる人でも何でもいいから、気心のしれた人をつれてくる
 ・自分が選んだビジネスによって、どのようなスタッフ配置がベストなのかを事前に入念に
  練っておき、その計画に合わせて人を集めることが大切
 ・創業時に集めるスタッフとは、出来る限りドライでビジネスライクな関係を保っておいた
  方が良い。
 ・会社の設立を説明した本は、書店に行けば無数に置いてあり、それを読めば設立は簡単

2.会社を育てる

 ■営業力を鍛える
 ・ハッタリでも「できる」というスタンスを貫く
 ・起業間もないベンチャー企業にとっては、営業は会社の命運を握る生命線であり
  ビジネスの基本中の基本である。コアコンピタンスを軽々しく手放さない方が良い。
 ・営業のメリットは物を売って売り上げを上げるというだけではない。顧客と直接接点を
  持つことができるため、顧客やユーザーのフィードバックを得ることができる。
 ・営業力を高めていく上で大切なことは、日銭を稼ぐモデルを確率すること
 ・最先端のビジネスモデルに賭けるというのは、かなり確率の低い賭け。
 ■組織構成を変える
 ・縦割り組織・・・機能別組織(例:制作部、営業部、管理部等)
  優秀なマネージャーがいて、そのマネージャーの強烈なリーダーシップによって上位下達
  で部門を運営していけるのであれば、機能別部門に分けた縦割り組織の方が上手くいく
 ・横割り組織・・・事業部別組織(例:ネットワーク部門、ウェブ部門、ファイナンス部門等)
  大規模な組織になると、それぞれの部門内に機能別組織がある場合が多い。
 ■給料をどうやって決めるか
 ・マネージャーに憎まれ役をやってもらう。直属の上司ではなく、マネージャーが直接
  対象者を呼んで、降格を
 ■キャッシュフローを忘れるな(1)キャッシュインを増やす
 ・売掛金や受取手形などでの回収が多いと、PL上では利益が上がっていても実際の
  キャッシュがあがってこない状態になる。「勘定合って銭足らず」黒字倒産の恐れがある。
 ・キャッシュインについては、ストック収入(固定収入)とフロー収入(一時収入)のバランスを
  保つことが大切。フロー収入はモチベーションの源泉になるため、ストック収入は
  半分程度にしておいた方が望ましい
 ・取引先は分散することで、貸し倒れリスクを減らす。案件が大きいからという理由で
  大企業とばかり付き合っていると、だんだん下請け企業になっていってしまう。
  1社あたりの売り上げが全体の20%を超えないように心がける。
 ■キャッシュフローを忘れるな(2)キャッシュアウトを減らす
 ・仕入れは必ず相見積もりをとる
 ・税理士は出来る限り、自分達の事業に詳しい税理士を探すべき
 
3.会社を上場させる
 
 ■増資する
 ・自己資本比率について、数字がどれくらいになれば健全といえるのかは、業種によって
  異なってくるが、一般的には、40%以上、理想的な比率は70%とも言われている。
 ・自己資本を増やす方法は、株主割当増資や第三者割当増資、社債などが知られている。
 ・小さな会社の場合は、社長がリーダーシップを持って会社を引っ張っていくべき
 ・社長は少なくとも自社の株の半分は持っておくべき
 ・一般的な公募債の場合、50人以上の不特定多数の一般投資家に向けて募集を行わなけ
  ればならないから、未上場企業の場合はハードルがかなり高い
 ・VCと付き合う場合は、小規模な会社の方が、社長や役員が直接担当してくる可能性が高い
 ■証券会社と付き合う
 ・主幹事証券・・公開スケジュールの立案や会社の資本政策に対するアドバイス、上場申請書類
  作成支援、証券取引所の上場審査の事前指導などの準備作業に加え、公開価格の決定を行う
 ・公開価格の決定には通常、ブックビルディングという方式が採用されている
  ブックビルディング=様々な条件を考慮して、仮条件という株価を決定し、その条件を提示して
  需要申告期間(ブックビルディング期間)に投資家の需要を調査しそれを元に価格を決める方法