1.まず、仮説ありき
・まだ十分な材料が集まっていない段階、分析が進んでいない段階で、自分なりの答えを持つ
・コンサルタントは、「自分の仮説をもてということを厳しく叩き込まれる。
・ビジネスパーソンにとって大切な能力は、先見性、決断力、実行力の3つ
・問題の原因と解決策について、あらゆる可能性を考えるよりも最初に焦点を絞って仮説を
立てることが大事というのは、経験に裏打ちされた直感力
・問題に対する解決策や、戦略まで踏み込んで、全体のストーリを作ってしまう
・仮説思考で、最初から自分なりにある程度まで、踏み込んだストーリを組み立て
それが正しいかどうか調べ、間違いに気がついたら直ちに軌道修正・別の方法を探る。
・仮説を一人で抱え込むのは禁物/分析力よりも仮説思考力が大事
・幹の話(例.キャッシュフロー経営をしていこう等)があれば仕事もスムーズに進む
2.仮説を使う
・問題そのものを発見する「問題発見の仮説」と、明らかになった問題を実際に解決する
「問題解決の仮説」の2段階の仮説を使う。
・仮説→実験→検証を繰り返すことで、個人や組織の能力は向上する
・上記は、繰り返せば繰り返すほど良い。
・作業を始める前に、仮説思考を働かせて全体の構成を考えストーリーの大枠を作る。
レポート全体のストーリーは大きく、現状分析、結論、提案の三つに分けて考える。
・ストーリーのアウトラインをつくる場合に、BCGでは、「空パック」を使う。
・「空パック」=ストーリーラインのみが分かるもの。
・いきなり細部からつくるのではなく、ストーリーを構造化することで、全体の大まかな
シナリオを作ってから、そこに詳細な内容を加えていく
・足りないピースを想像力で補って、全体のストーリーをつくる。その想像力が仮説力
・人を動かすのにも仮説思考は効果的
自分が考えていることが明白になる/既に分かっていることや証明されていることが分かる
何が足りないのか、そのためにどんな情報収集や分析をやらなければならないかが分かる
・名刺のウラ1枚に書ききれないアイデアは大したアイデアではない。
・相手の立場に立つ必要がある。自分がこういうプレゼンをしたらどう感じるのか、あるいは
相手が求めているものは何なのか。こうした仮説を常に頭に持ちながらパッケージ作成していく
・結論から入るプレゼンのメリットとしては、結論に至るまでイライラを相手に感じさせない。
最初の結論が相手が納得してくれれば、その結論の理由説明を簡略化できる。
3.仮説を立てる
・分析に着手する前に仮説を立て、深掘りすべき分野をしぼった上で、そこについて
分析を行い、仮説の検証・進化につなげていく。
・業界・業務を理解する→問題を発見・整理する→仮説を構築・検証する
・相手に自分から気づいてもらう、あるいは勘違いしていたかもしれない
と思ってもらうような質問の仕方をする。(相手に敬意は払う)
・インタビューメモを作る目的は3つ、自分の頭を整理するため、インタービューで得たことを
他人とシェアするため、プレゼン資料を作成するときのベースにするため
・メモの内容を客観と主観に区別する
・資料のベースとして使うインタービューメモは定量化を心がける
・仮説を立てるための頭の使い方
・反対側からみる
・顧客・消費者の視点をもつ、現場視点で考える、競争相手の視点で考える
・両極端に振って考える、ゼロベースで考える
・良い仮説の条件
・掘り下げられている/構造化・アクションに繋がる
・具体的になるまで、So What?を繰り返す
・大きな問題と小さな問題を区別する。
・イシューツリーを使ったアプローチ
・立てた仮説を検証して絞込み、可能性のある仮説については、踏み込んで仮説を立てて
検証する。それを繰り返すことで、仮説を進化させていくのが
4.仮説を検証する
・仮説検証の方法として、実験による検証、ディスカッションによる検証、分析による検証がある
→例:ソニーの消費者刺激型開発
・テストマーケティングの対象地としては、静岡、札幌、広島などが選択されるケース多い。
・上手なディスカッションを実施するコツ
・必ず仮説を立てていく
・仮説を否定せずに進化を目指す
・ディスカッションで答えを引き出したいなら必ず自分なりに仮説を立てておき、それを先にぶつける
・仮説を否定せずに進化を目指す
・議論は負けるが勝ち
・メンバーはバラエティ豊に
・分析による検証
・分析の基本はクイック&ダーティー
・分析の目的は問題を発見する、相手を説得する、自分を納得させる
・まず仮説ありき、次に分析
・まず問題意識をもって、仮説をつくり、それが正しいかどうか検証する
・比較・差異による分析/時系列/分布による分析/因数分解による分析
5.仮説思考力を高める
・「So What?」を常に考える
・「なぜ」を繰り返す。トヨタ自動者でも「5回繰り返せば、原因ではなく真因がみえてくる」/大野耐一
・日常生活でも、「なぜ」を考える。(新聞記事から/テレビの話題から/
・もし、自分が上司なら、問題解決に際し、どのような意思決定をするか。これをいつも頭に置く。
・BCGには「知的タフネス」という言葉がある。知的に打たれ強いという意味。
6.本書のまとめ
・仮説の効用は「仕事が速くなる/質が上がる」
・仮説思考の特徴として、全体像から入って、必要な部分のみ細部にこだわる。
・仮説を立てて、検証するプロセスを繰り返す
・気持ちから悪くても結論から考える。
・分析する前に自分が証明したいことは何なのかをはっきりさせることが大事
・仕事が与えられるとすぐ作業を始めてしまうクセのある人は、30分でもよいから全体像を考える
・マネージャーは足元をみつめ、リーダーは水平線を見つめる/ウォーレン・ベニス
・常に時間とのプレッシャーの中で答えを出すという状況に置かれ続けることで、より少ない情報で
確かな答えを出していく度胸がつく。



